仕事もしないで田舎暮らしを始めた古民家は激安物件だった
定年退職で仕事を辞めて田舎の古民家賃貸で年金一人暮らしを始めたので、当然仕事など探す訳がないし、たとえ最高と思える仕事があったとしても今更仕事などする気も無い。田舎なので、自分が仕事をやらない効能はすぐ目に見える形で現れる。
この前、自分に誘いがあった仕事を断ったところ、近所の長年ニート状態だった若者がその仕事に就いたようだ。
田舎にもニートはたくさんいるので、自分の行為が思わぬ形で悩める若者の役に立ったのだ。
ところが、田舎といえども現実は、年金をもらえば自分の2倍以上はもらえそうな、元大企業の社員や元公務員の70歳前後の老人が、仕事が趣味だと嘯きながら、若者の仕事を奪っている。
どちらが良い生き方かを問う気はないが、田舎の古民家賃貸一人暮らしで仕事もしないで無農薬で有機栽培のオーガニックな家庭菜園をやりながら、少ない年金で田舎暮らしをやっていると、70歳前後になってまで、毎週医者通いをしながら会社勤めをしている老人がきのどくに見えてくる。
はっきり言って自分なんか、無農薬で有機栽培のオーガニックな家庭菜園だったのおかげで、もう約10年間も健康診断も受けていなければ、当然お医者さんのお世話にもなっていない。
古民家の家賃も格安なので、少ない年金でも何不自由は無い。
この古民家の家賃は元々格安だったが、昨年の夏の夜、すぐそばの小川方面に目をやった時に発見した、ホタルの乱舞なんか、この古民家は激安物件だったなあと、しみじみ考えさせられたものだ。
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